生理痛を緩和させる方法

日常生活において多くの女性で悩んでいる症状に「生理痛」があります。生理痛は主に腹部に痛みが現れるのが特徴的で、痛みには個人差があり症状が重い女性は日常生活に支障がでるほどと言われています。そんな生理痛について原因や症状、緩和させる方法7つご紹介します。

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生理が起こるしくみ

生理とは1ヶ月周期に起こり、子宮内膜が剥がれ落ちて出血と共に体外へ排出される症状を指します。子宮の内側には子宮内膜があり、生理の周期でだんだんと子宮内膜が厚くなっていき、排出をサイクルとして繰り返します。生理の周期は個人差がありますが、期間は約28日~38日を1サイクルとして、大きく分けると4つの段階に分類できます。

  1. 卵胞期(増殖期)生理 脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンの刺激によって卵巣内の「卵胞」が成長します。卵胞が成長することで卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されて、子宮内膜が徐々に厚くなっていきます。
    期間は約6日~7日程度です。
  2. 排卵期 卵胞ホルモンの分泌量が多くなると脳下垂体から黄体ホルモン(プロゲステロン)が急激に分泌され、卵巣にある卵子が排出されます。
    期間は約5日程度です。
  3. 黄体期(分泌期) 排卵された卵子のあとの卵胞は黄体という組織になり、黄体ホルモンを分泌するようになります。黄体ホルモンの作用で受精卵が着床するために、子宮内膜がやわらくなります。
    期間は約14日程度です。
  4. 生理期 黄体期を経て、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌量が減少することで、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちて、出血と共に体外に排出されます。その後、再び卵胞期に入ります。
    期間は約5日~6日程度です。

生理痛の原因とは

生理痛の原因は主にプロスタグランジンの分泌量の多さ、うっ血、冷え、ストレスなどあります。詳しくご紹介します。

プロスタグランジンの分泌量の多さ
プロスタグランジンは生理のときに子宮が収縮を促すことで血液と一緒に「経血」を起こして体外に排出する働きがあります。このプロスタグランジンの過剰に分泌量が多くなると生理痛の症状が現れます。
うっ血
骨盤周辺の血流が悪くなり、うっ血することで下腹部に腹痛や腰痛などが発症します。
冷え
体が冷えることで全身の血液の循環が悪くなります。するとプロスタグランジンの分泌量が増えてしまい生理痛がひどくなります。
ストレス
ストレスにより女性ホルモンのバランスが乱れることで、血行不良になります。また、基礎体温が低下する要因にもなり生理痛の症状が現れます。

生理痛の主な症状

生理痛の症状には個人差があり、痛みの箇所が様々です。症状では下腹部の痛みが多く腰痛、頭痛、吐き気といった症状もあります。

腹痛(下腹部痛)や吐き気
生理痛の症状の多くは腹痛といわれるほど多くの女性が経験したことがある症状です。この原因は上記でもご紹介した、子宮を収縮させる成分のプロスタグランジンが関係していて分泌量が多いと痛みを引き起こすことで下腹部痛の症状が起きます。
また、腹痛がひどいと吐き気の症状も起こることがあります。プロスタグランジンは子宮だけでなく胃や腸にも作用します。

おすすめの対処法(腹痛)
ツボ押しヨガやストレッチピル

おすすめの対処法(吐き気)
ピル漢方

頭痛
生理の時に症状が現れる頭痛は通常と異なり、「月経関連片頭痛」という片頭痛の一種です。月経関連片頭痛は生理が始まる約2日前から生理日約3日目に症状が現れます。これは女性ホルモンの一種、エストロゲンの影響と言われています。主な症状には、脈を打つような頭痛で持続時間が長く再発しやすいのが特徴です。

おすすめの対処法
市販の薬(鎮痛薬)飲み物(豆乳)

腰痛
体の冷えや骨盤周りが歪むことで、血流が悪くなり腰痛を引き起こす場合があります。生理期は経血を排出するためにリラキシンという卵巣ホルモンの作用により骨盤が開きやすくなります。このホルモンが分泌することで女性ホルモンのバランスが崩れることで腰痛が起こります。

おすすめの対処法
ツボ押しヨガやストレッチ運動

その他の症状
上記の他にも下痢、めまい、眠気、肌荒れなどの症状が起こることがあります。

生理痛がひどいと月経困難症かも

仕事や学校に行けないなど、日常生活に支障がでるほどの生理痛が起こる場合は「月経困難症」を疑ったほうがいいでしょう。
腹痛、頭痛、吐き気、貧血、食欲不振などの症状が起こります。月経困難症には主に2種類あり、機能性月経困難症と器質性月経困難症に分類されます。

機能性月経困難症は子宮を収縮させる成分のプロスタグランジンが過剰に分泌することで起こります。
器質性月経困難症は病気が存在する可能性があり子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などが考えられます。

日常生活に支障が出る痛みや器質性月経困難症を疑ったらすぐに婦人科に受診しましょう。

生理痛を緩和させる方法

生理痛で仕事や学校に行くのが憂鬱な女性や痛みが我慢できない女性は生理痛を緩和する方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

ピル

避妊薬のピルを使う方法です。ピルには避妊効果の他に生理痛の緩和効果があります。また、正しい飲み方を守れば、生理日をコントロールできるので、旅行期間と生理日を被らないようにすることも可能です。
ピルには様々な種類がありますが、国内でポピュラーなのは低用量ピルの「トリキュラー」です。

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市販の薬

ドラックストアなどに販売されている鎮痛薬を使って生理痛を緩和させる方法です。手軽に入手することができますが用法・容量、飲み合わせ、副作用のことをよく知った上で薬を選ぶのが重要です。
生理痛を緩和させるにはプロスタグランジンを抑制する効果がある鎮痛薬を選ぶのが重要なので、おすすめの鎮痛薬をご紹介します。

ツボ押し

外出中でも手軽にできる方法にツボ押しがあります。
生理痛を緩和させる効果があるツボの場所には、お腹のおへそから指が約2本分下にある気海(きかい)、ひざの内側にあるお皿の上にある指3本分上にある血海(けっかい)、手の親指と人差し指の骨が交差する部分よりもやや人差し指よりにあるくぼみがある合谷(ごうこく)などが生理痛を緩和させるツボです。
気海や血海などは生理痛症状の腰痛にも効くといわれています。

食べ物や飲み物

生理痛を和らげるには体を温める必要があります。温かい食べ物や飲み物を摂取することで痛みが緩和されます。
食べ物ではバランスがとれた食事を取ることが重要です。具体的な食べ物をご紹介します。

飲み物には、温かいのを選びましょう。冷たい飲み物やカフェインが含まれている飲み物は生理痛が悪化する可能性があるので、生理中はなるべく控えましょう。今からご紹介する飲み物はコンビニに置いてあるので比較的簡単に入手できます。

漢方

漢方は体質を改善させることができるといわれています。ひどい生理痛に悩まされている女性は漢方で体質改善をするのがおすすめです。
生理痛に効く漢方には以下のようなものがあります。

漢方薬には病院や薬局で入手できるので、薬剤師に相談するといいでしょう。

ヨガやストレッチ

ヨガは体の筋肉をほぐすことで体内の血行を良くします。また、骨盤を矯正できたり、姿勢もよくなります。姿勢が悪いと血液循環が悪くなり生理痛を引き起こす場合があるので、ヨガは生理痛を緩和できるという訳です。

ヨガのポーズはいくつかありますが、おすすめのポーズは「弓のポーズ」です。

  1. うつぶせになり両腕は体と平行にして手のひらは上を向きます。息を吐きながらひざを曲げて両手で足首をつかみます。
  2. 次に息を吸いながらかかとをお尻と離すように持ってきます。その時に太ももを地面から離しましょう。肩甲骨をよく引き伸ばすようにして前を見たらポーズの完成です。
  3. そのままのポーズを20秒から30秒ほど呼吸しながらキープしたら、ゆっくり息を吐きながら少しずつ元に戻ります。休憩を挟んで2回から3回を行いましょう。
ヨガの弓のポーズ

ヨガが難しそうな女性の方は軽いストレッチでも痛みを緩和させることができます。簡単なストレッチには「骨盤回し」の方法があります。
まず、肩幅ぐらいに足を開いて、両手を腰にあてます。そして左右に10回ずつ呼吸をしながらゆっくり回していきます。

運動

有酸素運動は全身の血行をよくして、体を温めることができます。ウォーキングやジョギングなどが有効で、生理痛の症状である頭痛や下腹部痛などの症状の緩和にも期待できます。

生理痛を緩和させる方法をご紹介しましたが、効果が現れるのに個人差があるので日常生活に支障をきたす生理痛には婦人科を早めに受診しましょう。

生理痛に悩む女性向けに緩和させる7つの方法をご紹介します。女性特有の症状に「生理痛」があります。生理痛の症状は個人差があり中には日常生活に支障をきたす女性もいるほどです。そんな生理痛にお悩みの女性に原因や症状、和らげる方法を説明します。

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